インボイス制度・登録申請の受付開始(R3.10月より)~申請はe-Taxで

 こんにちは!!

和歌山市の女性税理士 内西です。

 以前にも何度か書いているインボイス制度ですが、令和3年10月から登録申請の受付が始まります。インボイス制度は令和5年10月から導入されるのですが、この制度の下で「適格請求書」を交付するためには、所轄の税務署長に登録申請を行い、適格請求書発行事業者としての登録を受ける必要があります。

 令和5年10月1日から登録を受けるためには、原則として、令和5年3月31日までに登録申請を行う必要があります。なお、期限内に申請登録が出来なかったことにつき困難な事情がある場合においては令和5年9月30日までの間に登録申請書にその困難な事情を記載して提出し、税務署長により適格請求書発行事業者の登録を受けたときは令和5年10月1日に登録を受けたものと見なされます。(困難の度合いは問わないので「困難だ!!」といえばそれは困難に該当するということになります。)

登録申請方法・e-Tax利用

さて、この登録申請ですが、国税庁はネットからの登録申請を推奨しています。(e-Tax)

ネットからイータックスソフト(WEB版)を開き、問答形式で回答を入力していくと申請できるイメージです。

個人事業者に限ってはスマホからイータックスソフト(SP版)を開き、先ほどと同様問答形式で回答を入力していき申請することができます。

法人の方はスマホからは申請できません。

申請手続は10月1日開始なので、まだ登録申請データの作成はできませんが、これらの申請の手順については国税庁の以下のサイトに詳しく記載されています。

詳細はコチラをどうぞ↓↓

登録申請手続におけるe-Tax対応の概要(国税庁)

e-Taxで申請をするにはマイナンバーカードが必要になります。

マイナンバーカードの取得率について

e-Taxで申請を行うにあたって、登録申請データを作成し、送信して申請を行うのですが、その際電子署名を付けて送信する必要があります。電子署名を付けることによって、その書類が、確かに本人からされたものであること、なりすまし、改ざん等されていないことの証明になります。個人事業主の場合は事業主本人のマイナンバーカード、法人においては代表者のマイナンバーカードが電子署名で使えます。

 マイナンバーカードの取得率が低いのが現状です。マイナンバー制度公式ツイッターを見ると、令和3年5月5日時点で取得率が30%になっています。

ずいぶん取得率が伸びてきているとはいえ低い状態です。

マイナンバーカード総合サイト
地方公共団体情報システム機構より

上記のサイトよりマイナンバーカードの申請ができます。まだの方はコチラから。

↓↓

マイナンバーカード 総合サイト

マイナンバーカードを取得するまで手続きが面倒で、カード交付には直接本人が役所に予約をしてその時間に行かなければ交付してもらえないなど、忙しい方は必要に迫られない限り取得しようと思わないのでしょう。ましてやこのコロナ禍のなか。今でなくてもいいかな・・・とためらう方もいらっしゃるでしょう。

マイナンバーカードでできることと取得のオススメ

 税理士に手続きを頼まれている方は各種申告や申請届出において、マイナンバーカードがなくても困りませんが、あると税金関係以外においても便利です。

 マイナンバーカードを持っていると、コンビニで24時間、個人の印鑑証明、所得証明、住民票などを取得することができます。

 また、ソフトのダウンロードや設定が必要になりますが、「登記ネット」から、会社の謄本や印鑑証明を申請し郵送してもらうこともできます。例えば書面交付・謄本一通600円のものがネットで申請すると480円(窓口)、500円(郵送)と書面交付より安く請求できます。(登記ネットの利用時間は月曜日から金曜日までの8時30分から21時まで(国民の祝日・休日,12月29日から1月3日までの年末年始を除く。))

 しかし便利とはいえ、「e-Tax」や「登記ネット」のソフトのダウンロード、電子署名をするためのソフトのダウンロード等は手間がかかります。ダウンロードができても、慣れないソフトで申請をするのは大変です。慣れてしまえば便利なのですが、それまでが大変です。はっきり言って役所に足を運ぶ方が早いです。もっと簡単にこれらのソフトを利用できればマイナンバーカードを使う機会も増えるのでしょうが・・・

参考(当事務所ブログ⇒電子証明するためのソフトのダウンロード、e-Tax・登記ネットのダウンロード方法を書いています:大変さが分かるかと思います・・・)

電子署名するためのソフト👇

電子申請・電子申告に絶対必要な電子署名をするために~公的個人認証サービスのダウンロード方法

e-Taxソフト👇

開業届と青色申告承認申請を電子申告する方法~イータックスソフトをダウンロードしてみた

登記ネット(申請用総合ソフト)👇

合同会社を自分で設立してみた~クラウド会計の会社設立・登記ネットを利用して6万円


9/1の時事ドットコムによると、「政府は利用機会を増やして利便性を高めることで、挽回に躍起だ。普及目標の22年度中には、スマートフォンへのカード機能搭載や、引っ越しの際の転出届のオンライン申請などを可能にする。24年度末までに運転免許証との一体化も目指す。」

とのこと。

簡単に設定でき利用できるようになれば、普及していくのでしょうが、現状ではなかなか難しいのではないかと思います。

取得率が芳しくないマイナンバーカードですが、これからますます電子での書面のやりとりが広まっていくであろうことを考えると、電子署名に必要なマイナンバーカードは取得しておくことをオススメします。



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