「タイパ」重視で楽曲のイントロが短くなっている?~背景にサブスクの聴き放題

こんにちは。

和歌山市の女性税理士、内西です。

敬老の日を含むこの3連休。

台風が来ると身構えて何も予定を入れなかったけれど

前半2日は大雨も降らず、風も吹かずで、こんなことなら予定を入れておくべきだったと後悔。

暇なので、過去の新聞を読み返していたら、

最近、人気楽曲のイントロが短い傾向にあるとの記事が。

背景には、楽曲のサブスクリプションでの聴き放題があり、

聴き放題ゆえ、沢山の曲を早く聴きたいという心理から、

歌が始まるまでのイントロが長い曲は、スキップされてしまう。

とのことでした。

気持ちは分からなくはない。

食べ放題は食べまくり

飲み放題はのみまくり

歌い放題は歌いまくる・・・

よって、聴き放題なら聴きまくる・・・

「当たり前や!!」

と、じっくり考えてみると当然なのですが・・・

自分なら、疲れた心を癒やすために

のんびり聴くので

そう次から次へと急いで聴くことはないかなと。


そもそも聴き放題を契約することがありません。


時代でしょうか?

自分は古い人間なのかも・・・

確かに

子供達を見てみると、

携帯やiPadで

次から次へと

動画(YouTube)を見て笑っています。

たまに

「カラオケで歌うから!!」

といって

繰り返し同じ曲を聴いていますが。

(しかしテンポはとても早い)

動画に関してはくるくると沢山の量を幅広く見ているようです。


とてもついて行けません。


また、新聞の記事によると

テレビドラマの「間」や「情景描写」をとばして見る傾向もあるのだそう。

全体を1.25倍速で見る人もいると。


この「間」や「情景描写」がタイパ(タイムパフォーマンス)が悪いということで、

切り捨てられるのだそうです。


自分自身、リアルで「間」が悪い人間だと自覚しており

よく「間」なんて消えてなくなってしまえ!!と思うことはあります。


コマーシャルなんかは録画だととばしてみますが、

「間」や「情景描写」に事件の鍵が隠れていることが多く(事件もののドラマの場合)

意図して「間」や「情景描写」はじっくり見ます。


ですが昨今の傾向として、「タイパ」を重視する観点から、

「イントロ」や「間」「情景描写」は無駄なので好まれないようです。

企業が生き残りが厳しい競争社会でどんどん面白いもの、便利なものタイパのいいものを開発し販売します。

消費者はせかせかと追い立てられて次々に消費します。

ものが消費されると企業は潤います。

でも消費者には何が残るのでしょうか?

何度も聴いた曲

何度も見返したアニメのあのシーン

何度も歌ったあの曲

などが、今でも心に残っていますが、

心に残っていくのでしょうか?


子供達に記憶に残っていることをきいてみました。

「ケガして7針縫ったこと」

「六十谷の水道管がおれて断水したこと」

「空き地でカマキリの卵を発見したこと」


・・・よかった

日常生活で色々感じているんだ。

と、

少しほっとした次第です。


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