新NISA つみたて投資枠を考えてみる~時期を見ながら始めるべき?
3月になりました。
先月は2月とは思えないような暖かい日もありましたが、
寒の戻りがあったりと気温が安定せず体調を崩してしまう方もあったのではないでしょうか?
我が家では先月は家族が一人はインフルエンザもう一人はコロナウイルスに感染し大変でしたが、
幸いにも当人だけで他の家族に感染することなく終わりました。
コロナウイルスは、季節に関係なく流行するので厄介です。
家族全員インフルエンザとコロナウイルスの予防接種をしていたので感染を最小限に抑えられたのかもしれません。
家庭内での感染予防のため消毒液を多量に買い込み1週間で1リットルは使ったように思います。
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NISAとは?
さて、昨今株式市場が盛況で2024年から新NISAがスタートしたことで、
いつ始めようかと悩んでいる方やすでに始められた方がいらっしゃるかと思います。
NISAとは少額投資非課税制度のことをいい、
イギリスのISA(Individual Saving Account:個人貯蓄口座)からきています。
日本版ISAとして、
NISA(ニーサ/Nippon Individual Saving Account)と呼ばれています。
2024年からは年間非課税枠が拡大され、
大きな資産形成を目的とした上場株式等の成長投資枠は年間240万円、
長期の資産形成を目的としたつみたて投資枠は年間120万円、
合算して年間360万円まで非課税投資が可能となりました。
又これまで非課税で投資できる期間が限定されていましたが恒久化されました。
合わせて非課税保有期間も撤廃されています。
今回長期の資産形成を目的とするつみたて投資枠について書こうと思います。
新NISA つみたて投資枠は長期にわたり積み立てる事が大切
新NISAのうち、つみたて投資枠とは、
金融庁の基準を満たした投資信託に長期・積立・分散投資が1年間に最大120万円までできる制度です。
運用益は非課税です。
株価が盛況な今早急に始めなくては!という類いのものではなく、
どちらかといえば、長期にわたり積み立てることにより安全に資産を増やすことを目的とします。
●長期間保有することで着実な利益を確保する
5年10年であれば、
過去をみても元本割れする時期があったようですが、
30年間保有した場合では最低でも五倍強になると過去の日経新聞(2022年7月9日)に書かれてありました。
ハイリスクハイリターンとは違い少額を投資し続け長期にわたり保有することで、
着実な利益を非課税で得るという性質のものです。
●定期的に定額積立てをすることで自動的に有利な購入「ドルコスト平均法」をすることになる
例えばいま、1本のジュースが100円だったとします。
これが値上がりし200円になった場合、
値下がりして50円になった場合、
毎月1000円の定額購入をしていたらどうなるでしょう?
100円の場合、
毎月10本のジュースを購入することになります。
値上がりし200円になると自動的に5本の購入になります。
値下がりし50円になった場合は20本の購入になります。
値上がり時は少なく購入し、値下がり時は多く購入。
定額購入することでこのような調整が自動的に行えます。
結果的にジュース1本当たりの取得単価は低くなります。
このように長期的な価格変動リスクを低減する投資方法のことをドルコスト平均法といいます。
このようにつみたて投資枠は、
忙しく投資の手間をかける時間のない方向けのお得な投資方法といえるでしょう。
逆に、短期的に利益を得る事を目的とする方には向いていません。
まとめ
株式市場が盛況な今だから、早く始めないといけない訳ではありませんが、
長期にわたり保有することで利益を得るという性質を考えると、なるべく早く始めたほうがいいでしょうね。
(投資期間が20年、30年ともなればなおのこと・・自分が30年後、生きているのかどうか・・・)
超低金利の現在、長期的に積立貯金をするなら、
非課税のつみたて投資枠を利用する方がいいかもしれません。
いくら低金利であっても利息からは所得税15.315%住民税5%が源泉徴収されているのですから。
注意
※新NISAのつみたて投資枠は投資信託であり元本を保証するものではありません。常に資産が確実に増えることを保証するものではないため投資に関してはご自身で投資する銘柄を選ぶなど運用方法を考える必要があります。
(注)当ホームページに記載しております情報の正確性については万全を期しておりますが、 これらの情報に基づき利用者自らが税務申告や各種手続きをされた場合の税務上その他 一切の法律上の責任は保障することはできませんのでご了承ください。
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