令和4年分の年末調整シートが国税庁からアップされているのでどんなものか見てみるの件

こんにちは。

和歌山市の女性税理士、内西です。

令和4年分の年末調整等の書類について、今年から、パンフレット等の送付をリーフレットの発送に変えるそうです。

年末調整の手引き等の冊子の送付がなくなります

毎年、税務署から10月下旬から11月上旬にかけて届く、年末調整等のお知らせ

このお知らせの中に

年末調整のしかた

給与所得の源泉徴収票等の法定調書の作成と提出の手引

源泉徴収税額表

が同封されておりましたが、冊子の送付が令和4年分からなくなるそうです。

ネットからこれらの手引きは入手可能です。

税務署に問い合わせてみると

送付はなくなりますが、各税務署にこれらの手引き自体は置いてあるとのことでした。

(11月ごろから)

紙で見る方が見やすいという方、ネット環境が整っていない方などは

税務署にもらいに行く必要がありますね。

その他の用紙や納付書等は従来通り送られるとのことです。

枚数が少ないのでコピーするかこれらもネットで入手可能です。

👇 👇

各種申告書・記載例(扶養控除等申告書など)

源泉徴収票(入力用)

源泉徴収票(手書用)

合計表や法定調書もネットから入手できます。

👇 👇

法定調書関係


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年末調整シート

国税庁のHPから年末調整シートというものを発見

年末調整計算シート(国税庁HP)

国税庁HP より

クリックしてダウンロードしてみます。

開いてみるとこんな感じ

国税庁 年末調整シート

ここの黄色の部分に扶養の人数、数字を入力すると、

「扶養控除額及び障害者等の控除額の合計額」

「給与所得控除後の給与等の金額」

「年調所得税額」

「年調年税額」(復興特別所得税額を含んだもの)

が自動で計算されます。

年末調整の手引きの

給与所得控除後の給与等の金額の表を手繰って書き写さなくてすみます。

以下の表を見ながら所得税の計算をしなくてすみます。

その後、1.021を掛けて100円未満切り捨てする必要もない・・・・

ですが、黄色の部分は全てご自分で計算して数字を入力する必要があります。

各申告書等からの連動はありません。

自動計算は、

扶養控除額及び障害者等の控除額の合計額

給与所得控除後の給与等の金額の計算

所得金額調整控除がある場合の調整控除の金額の計算

年調所得税額の計算

年調年税額の計算

になります。

扶養控除額及び障害者等の控除額の合計額は、

扶養親族やご自分につき当てはまる部分のところに人数を入力すると

控除額が計算されます。

寡婦控除やひとり親控除、勤労学生控除

については数字を入れると

本人の合計所得金額が500万円超であって控除を受けられない場合でも

(勤労学生にあっては合計所得金額75万円超ほか)

人数を入れると控除額に加算されます。

自動で省いてくれませんので注意です。

数字を入れる際は、よく確認ですね。

所得金額調整控除は当てはまる場合

「有」

を選択する必要があります。

有にしないと計算されないので、

給与の収入金額が、850万円を超え、障害者等を有する方等は「有」

を選択し忘れないようにしなければなりません。

手計算していた方には便利

複雑なダウンロードも必要ありませんし、

表を見て手で計算していた方には

使ってみてもいいのかなと個人的に思いました。


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